HOME > KOMIYAMA Naoko KOMIYAMA Naoko 2025年穀雨・霜止出苗:柚子の苗 横浜界隈では、いつのまにか緑萌え、すっかり初夏の風情です。 そして、七十二候は、霜止出苗(しもやみてなえいずる)となりま ... 2025年穀雨・葭始生:江戸いろはかるた 横浜界隈では、あの花冷えの空も嘘のような、ともすると暑いほどの陽気となりました。 二十四節気では、春の雨が穀物を潤す季節 ... 2025年清明・虹始見:虹の彼方の吉凶 横浜界隈では、染井吉野の花が散り、八重桜の季節になりました。 薔薇の花も咲いて、空気には微かに夏の香りがしてくるようです ... 2025年清明・鴻雁北:去りゆく王朝文化への哀愁 「鴻」は大きな雁、「雁」は小さな雁のこと。 「鴻雁北(こうがんかえる)」は春になり、冬の間を日本で過ごした大小の雁が、北 ... 2025年清明・玄鳥至:宣伝のつばめ 二十四節季は「清明」となり、明るく清らかで、活気に満ちた季節。その中でも4月5日からは、七十二候で「玄鳥至」。玄鳥すなわ ... 2025年春分・雷乃発声:ありがとうの樹 3月31日からは、七十二候の「雷乃発声(らいすなわちこえをはっす)」。春雷の季節ですね。明日からの荒天に雷も鳴るのでしょ ... 2025年春分・桜始開:身近にあって見守ってくれるものたち 3月26日からの七十二候は「桜始開(さくらはじめてひらく)」。中国に由来する旧い暦ですが、今年はソメイヨシノの開花時期に ... 短編小説「ちいさなボウ」初公開です。 土のなかから出てきた、ちいさなボウ。その黒い目がとらえた、危険に満ちた、しかし多彩で、時に心踊る世界。その世界は、ボウに ... ちいさなボウ〈下〉 → ちいさなボウ〈上〉から続く 翌日。 立派な蝉の姿になったボウが、公園の木立の中にいました。 じー つく ... ちいさなボウ〈上〉 この日、ちいさな蝉が土の中から出てきました。 ツクツクボウシの子どもです。 名前は〈ボウ〉。 ボウの頭の上には、柔らかい ... 1 2 Next »