公式サイト:Naoko.worksを始めました。

お読みいただき、ありがとうございます。この度、小宮山直子の公式サイト「Naoko.works」を始めました。お知らせの他、短編小説や童話を少しずつ掲載していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

はじめて小説をAmazonの電子書籍Kindleで公開したのは、2020年のことでした。それが「浅間山ろく玄鳥記」シリーズの第1作となる『闇夜の雪』です。その後、約4年のブランクを経て、2025年の初頭、シリーズ第2作となる『馬子唄道中』を完成させました。

紙での出版を待っていてくださる方々も少なからずいらっしゃる中、出版にご協力くださる出版社を探すことも考えました。けれども、出版の実情を調べるうちに、出版というものに対する違和感を感じざるを得ませんでした。その過程で、出版社を介した出版を実現されている方から情報をいただく機会もありました。

その上で、考えた結果、今後もAmazon kindleでの出版を継続することを決めました。一番の理由は、作家になることが目的で小説を書いているわけではないということを確かめ得たことにあります。作家になるためには、売れるものを書かなければなりません。そうしなければ、出版してくださる出版社の収益につながらず、事業として成り立ちません。

けれども、私は書きたくて書いている。自分の読みたいものを書いている。そう感じていたことから、当然、出版社にご協力いただくことは考えられませんでした。それが、出版に対する違和感の一つでした。

もちろん、出版してくださる出版社があれば、ご協力いただくこともあるかもしれません。ただ、自分から努力して出版社にご協力いただく、いわば「営業」はしないことにしました。

それよりも、書きたいもの、自分が読みたいものを書いて、それを読んでくださる方にお届けしたい。それだけのために、今後も書き続けることにしました。

「浅間山ろく玄鳥記」シリーズは、今後もAmazon kindleでリリースします。その他の短編小説や童話は、このNaoko.worksで公開していきたいと思っています。

まずはこれまでの読者の皆さまに厚く御礼申し上げます。応援してくださって、本当にありがとうございます。おかげさまで、こうして書き続けることができています。そして、新しく読者となってくださる皆さまにも御礼申し上げます。ご縁をいただき、ありがとうございます。

それでは、Naoko.worksを始めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

S